連携活動
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「ミレニアムプロジェクト(Millennium Project)」とは?
ミレニアムプロジェクト(Millennium Project)は、人類の生活環境に影響をおよぼす課題を、収集し分析するための世界的プロジェクトです。国連大学の「アメリカン・カウンシルミレニアムプロジェクト」を中心に、米国エネルギー省科学室などの支援のもと、世界11の地域から科学者、エンジニア、アナリスト、ジャーナリストなどが参加し、3年計画で調査を進めています。
プロジェクトの進行
初年度は、各国の参加者に対し2度のアンケートを実施し、世界的な科学技術の課題などを探ります。2年目は初年度の調査結果の意味を分析、そして最終年度にはアンケートの調査結果、分析結果をもとに、今後の科学技術政策における指針を出すことを目標としています。
2001年7月現在、2度目のアンケートの集計、分析が行われています。
日本未来学会からも、十数名がアンケート、プロジェクトに参加しています。
進行状況は追って、このページで報告します。
アンケートの具体的な方策
第1回のアンケートは、人類の環境を改善できる科学として、「宇宙開発」「農業」「高度なコンピュータ」「遺伝子操作」などの分野の抽出や、各論としてそれぞれのジャンルにおける研究開発に対し、参加者が重要度をマークするという形式で進められました。
第2回では、第1回の結果をフィードバックし、同じ課題をさらに追求、あるいは新しい課題の抽出を行いました。
こうした過程を経て、世界的な課題のコンセンサスを探りながら、政策を立案を進めています。
アンケート結果、中間発表はプロジェクトのホームページにあげられています。
◆ 活動報告 ◆
2010.6 ミレニアムプロジェクト企画会議及びWFS年次大会報告 松本 信二(日本未来学会常任理事)