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次世代生成AI 資料の説明

◆資料1(1987年)ソフト系科学技術の研究開発の現状及び今後の展開方向についての調査
◆資料2(1988年)ソフト系科学技術の研究開発の現状及び今後の展開方向についての調査

・科学技術会議 諮問第19号「ソフト系科学技術に関する研究開発基本計画について」に対する答申(1992年)策定のための調査、初期2箇年の報告書(政策科学研究所)。なお、この作業に携わったグループの多くは「政策科学研究所」閉鎖(2008年)に際し、未来工学研究所に移籍し今日に至っている。
・資料1.表3.1(ページ37)、図3.6(ページ38)にソフト系科学技術の暫定的領域区分を規定した。ソフト1類、2類、3類。
・Peter Checkland Systems Thinking, Systems Practice John Wiley & Sons(1981) [高原康彦、他訳 新しいシステムアプローチ オーム社(1985)] ソフト1:「自然システム」と「人工物理システム」を対象とした思考世界、ソフト2:意思的人間がかかわる実態世界に対する思考世界の内「人工抽象システム」として把握、ソフト3:意思的人間がかかわる実態世界に対する思考世界の内「人間活動システム」として把握。
・「19号答申」の淵源は、「5号答申」(1971年)の振興項目:環境科学、情報科学、ソフト科学にさかのぼる。オイルショックのためソフト・サイエンスの実態的内容についての検討は不十分なまま積み残される(「政策策定に資する意思決定のための科学」等)。「11号答申」の7個別振興項目の最後に残された諮問「ソフト系科学技術の振興」に対する答申が「19号答申」。

◆資料3(2018年)深層学習を中心とする第三世代型人工知能の限界を探る調査研究

・認識論を基盤とした知識論の枠組みを用い、ディープラーニングDLによる第三世代型AIの限界がどこにあるかについての実態的分析を実施。2017年の日経本誌記事、人工知能学会誌論考、Preferred Networksホームページ開示事例、NEDOプロジェクト、政府関連プログラムの各取り組みにおいて「ソフト3」の領域を扱えるとしているかどうかを中心にして分析。深く考察を深めていない場合、DLでソフト3を扱えるとしているが、専門的研究者はソフト3領域への関与を避けている。

◆資料4(2019年)次世代人工知能の構想Ⅰ

・ソフト3の攻略の可能性について、3種の探索を試みた。①トランスフォーマティブ・アプローチ(Dlの使い方を工夫してソフト3領域に何とか切り込もうとする)、②新ディシプリンの具体的探索からヒントを得ようとする(ソフト3活動における脳の活性領域や情報処理機序の関係のような新知識領域)、③新パラダイムによる探索(科学哲学の認識論を離れて新たな哲学による認識論)を試みた。
・1章と7章にまとめがあり、2~6章に上記のアプローチを展開する具体的実施例を記述した。

◆資料7(2023年)思考世界とデジタルツイン

・デジタルツインとして思考世界を表現する可能性を述べた。

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