科学技術庁では、長期的視点に立って我が国の科学技術発展の方向を探ることを目的として、1971 年から5 年ごとに技術予測調査(デルファイ調査)を実施してきた。本調査は、平成12 年度および13 年度の2年間にわたり、我が国における長期的な技術発展の方向性を検討する基礎資料を得ることを目的として実施したもので、大規模かつ網羅的であることが大きな特徴となっている。今回調査では、技術側からのアプローチにニーズ側からのアプローチを加えることにより、将来社会・経済ニーズをより反映させた技術発展の方向性を把握することを意図としている。