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資料2(1988年)ソフト系科学技術の研究開発の現状及び今後の展開方向についての調査

・科学技術会議 諮問第19号「ソフト系科学技術に関する研究開発基本計画について」に対する答申(1992年)策定のための調査、初期2箇年の報告書(政策科学研究所)。なお、この作業に携わったグループの多くは「政策科学研究所」閉鎖(2008年)に際し、未来工学研究所に移籍し今日に至っている。
・資料1.表3.1(ページ37)、図3.6(ページ38)にソフト系科学技術の暫定的領域区分を規定した。ソフト1類、2類、3類。
・Peter Checkland Systems Thinking, Systems Practice John Wiley & Sons(1981) [高原康彦、他訳 新しいシステムアプローチ オーム社(1985)] ソフト1:「自然システム」と「人工物理システム」を対象とした思考世界、ソフト2:意思的人間がかかわる実態世界に対する思考世界の内「人工抽象システム」として把握、ソフト3:意思的人間がかかわる実態世界に対する思考世界の内「人間活動システム」として把握。
・「19号答申」の淵源は、「5号答申」(1971年)の振興項目:環境科学、情報科学、ソフト科学にさかのぼる。オイルショックのためソフト・サイエンスの実態的内容についての検討は不十分なまま積み残される(「政策策定に資する意思決定のための科学」等)。「11号答申」の7個別振興項目の最後に残された諮問「ソフト系科学技術の振興」に対する答申が「19号答申」。

資料2(1988年)ソフト系科学技術の研究開発の現状及び今後の展開方向についての調査

2023年06月22日 更新
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