調査の目的我が国では、情報通信分野において我が国が取り組むべき国家的な技術課題を委託により実施する研究開発プロジェクトを実施しており、その研究成果を有効に社会へ波及させることを目指している。国が行う研究開発に対しては、『国の研究開発評価に関する大綱的指針』(平成20 年10 月31 日内閣総理大臣決定)等により、その研究開発終了後一定の時間を経過してから、その波及効果や副次的効果等の把握を検証する追跡評価を行うこととしている。具体的には、・評価の実施を判定するために継続して調査すべきアウトプット・アウトカム成果の指標及び目標を設定し、追跡調査を実施するとともに、・追跡調査指標の目標値を達成した又は達成見込みとなったプロジェクトについては、事業展開による社会的波及効果等を把握する詳細調査を実施している。本調査では、・研究開発プロジェクトの研究開発フェーズをイノベーション過程として捉え、・イノベーション過程や分析の考え方を援用することにより、多様なプログラムや研究開発プロジェク体系的に分類することにより、捉えるための枠組みを明確にし、定量的・定性的な評価を行う、事を目的とする。(総務省委託)