医療機器産業の世界市場規模は約20 兆円であり、2005 年の統計では米国が42%、欧州が34%、日本が10%程度のシェアを占めている。日本のシェアは減少傾向にあるが、付加価値の高い健康産業分野であり、今後の日本経済の発展と、高齢化が更に進展する日本社会にとって重要な産業分野である。このような背景のもと、本調査研究においては、先進的な医療機器・医療技術の研究開発を効果的・効率的に進めるための重要な政策課題として、「医工連携」をどのように振興するかについて検討するとともに、先進的医療機器の研究開発における課題と対応策について検討した。特に、人工視覚など眼科関係医療機器に関する技術開発を事例として、日米欧の医工連携体制の比較検討を行う。
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