平成20年度内閣府経済社会総合研究所委託事業「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」における、「流通と理学」研究会(主査:西成活裕 東京大学教授)の報告書です。
第1章 流通と理学に関連する研究
1-1 はじめに1-2 目標と研究項目1-3 研究結果の総括1-3-1 渋滞学アプローチによる生産速度の変化による最適ロットの決定について1-3-2 渋滞学と金融工学の融合による顧客満足度を考慮した混雑評価指標1-3-3 「流通と理学」に関する研究領域の可能性について1-3-4 アカデミックな知恵と人材を実業に活かすには1-3-5 現場の課題と問題点の把握1-3-6 その他(成果発信等)1-4 今後の課題について第2章 生産ラインにおけるロット数変化と生産・輸送効率の改善
2-1 概論2-2 ASEP2-3 ロット数の変化によるリードタイムの変化2-3-1 生産工場のモデル化2-3-2 遷移確率関数の設定2-3-3 シミュレーション2-3-4 理論解析2-3-5 他の遷移確率関数2-3-6リードタイム最小値を与えるロット数の分析2-4 結論第3章 顧客満足度を考慮した混雑評価指標
3-1 研究動機3-2 モデルの構築3-3 実証分析3-4 サービスレベルの算出3-5 学術的な特色及び予想される結果と意義第4章 「流通と理学」に関する研究領域の可能性について
4-1 理学としての流通4-2 相転移4-3 多様性4-4 組み合わせ最適化4-5 非線形・非平衡系第5章 アカデミックな知恵と人材を実業に活かすには
5-1 国家最大の無駄はなにか5-2 実業に潜む新しい数理科学の種5-3 民間企業が研究の公募をせよ第6章 現場のニーズと理学の可能性 ~早朝ミーティングを通じた現場と理学の交流~
6-1 ESRI 国際共同研究と 「流通と理学」研究会について6-1-1 サービスサイエンスの必要性6-1-2 ESRI国際共同研究について6-1-3 「流通と理学」研究会について6-2 「21世紀からのメッセージ」の考察6-2-1 「21世紀からのメッセージ」6-2-2 意見交換による論点6-3 サービスから考える顧客価値の創造6-3-1 自動改札のシステム6-3-2 顧客価値を生み出すサービスとは6-3-3 サービスを科学する6-3-4 意見交換による論点6-4 EC市場における物流課題:楽天の物流戦略について6-4-1 EC市場の広がりと物流の課題6-4-2 EC市場における配送モデルの基本パターン6-4-3 意見交換による論点6-5 価値を創造するロジスティクス6-5-1 国際物流におけるインテグレーター6-5-2 グローバルサプライチェーンの課題6-5-3 企業財務とロジスティクス6-5-4 TNTのグローバルロジスティクス6-5-5 意見交換による論点資料 A-1 第 1 回研究会議事録
資料 A-2 研究会配布資料