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AI時代における社会の分断化・個別化とその克服方策に関する調査研究

スマートフォン、ソーシャルネットワークなどに代表されるインターネット環境の変化、AIの急速な普及により、知識社会のあり方が大きく様変わりした。その結果、インフォメーションコクーン、エコーチャンバーと呼ばれる同質の集団へと人々は分断され、得られる情報、知識は断片化しつつある。情報システムのさらなる高度化、AIの発展によってこの傾向は加速され、情報・知識が分断された集団間のコミュニケーションは一層困難な状況を迎えることが予想されている。

本調査研究は、1)ICTやAIの普及によって「社会」の分断化・個別化がどのように生じているかを日本社会の文脈に照らして明らかにすること、2)それが社会に対してどのような問題を引き起こしうるのかについて考察を深めること、その上で、3)科学コミュニケーションと科学リテラシーはこうした分断化・個別化に対する処方箋の1つになり得るかを検討し、分断化・個別化を克服するための具体的なアーキテクチャを提案することを目的とする。
(新技術振興渡辺記念会助成)

AI時代における社会の分断化・個別化とその克服方策に関する調査研究

2023年01月20日 更新
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